30歳で「夫婦円満になる」と思い、後継者不在の妻の実家を引き継ぐことを決意した。
未経験の飲食業で入社後は苦労の連続で体重が激減した。
その時に先代から「職人としてではなく、自分らしくやってみなさい」
と言われたことで、様々な可能性に向けて資格を取得し続けた。
店はリーマンショックや東日本大震災で厳しい状況でも
先代は私財をなげうって、店を続けた。
時に、店舗の閉鎖か継続かで先代と意見が対立するこもあった。
しかし、店舗は家族のように思っている先代の経営判断が優先され、
自分の責任はある程度ありながらも、車の助手席に乗っているようなものだと
その狭間で苦しんだ。
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