先代が社長になって数年だったので、事業承継は先だと考えていた。そこでコロナになった。
主たる取引先の飲食店が危機的な状況になり、自社も製麺機械の発注が止まった。
この非常事態を生き抜くために、コロナ関連融資を受けたり、事業承継の補助金を受けるタイミングで社長を交代となった。
また、先代は別会社に専念し、渡邉社長が自社の社長になることで、それぞれの社長を中心に会社を建て直すことになった。
急に社長になって、コロナ中で生き残るために、必死にやった。
経営者になるための準備が十分でなかったため、財務や人事など後継者時代にやっていないことも、不安を感じる暇もないぐらい働いた。
財務や人事では常に葛藤していた。
そこで、コロナ禍に対応するような新しいプロジェクトを始めた。
取引先の店舗の人手不足を補うための機械化の支援を進めることで、安定した飲食店経営のサポートを目指している。
厳しい状況で社長となり、学びながら成長し、会社を新しいステージを持ち上げる、そんな後継社長のお話です。
株式会社富士工業所
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